ばなな日和

新米ママと、息子と、旦那との日々。

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つわりで会社を休み、早退・遅刻を乱用し、仕事を放棄する日々。(妊娠2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月)

 
こんにちは。ばななつまです。
 
私の妊娠初期といえば、もう、つわり地獄の記憶しかありません。
 
 
自分が妊娠するまでは、「つわり」という言葉はなんとなく知っていただけで、
「妊婦さんがたまに洗面所にかけこむやつでしょ〜」
「は、吐き気が!ま、まさか、妊娠?!って、やつだよね〜」
くらいにしか思っていませんでした。
 
がっ、
 
甘かった!激甘だった!
 
「気持ち悪い」という状態がどれほどつらいのか…これは経験者しかわからないのだと実感しました。
 
私は二日酔いも乗り物酔いもほとんどしたことがなかったので、誰かが「二日酔いだ〜」だの「乗り物に酔った〜」だのと言っても、「気持ち悪いくらい気合でなんとかしなよ…」なんて思っていました。
 
心よりお詫び申し上げます。
 
 気持ち悪いのって、ほんとにつらいんですよね…。
 
しかも、乗り物酔いなら薬で抑えられたり、二日酔いも放っておいても1日もすれば治りますが、
つわりに効く薬はなし。しかもいつ終わるのかわからない…!
 
恐ろしすぎますぜ、つわりさんよ…。
 
朝から晩まで気持ち悪くて、しかもこれがいつまで続くのかわからないとなると、もう精神やられますよね…。
 
 

つわりで何もできない毎日

つわりが始まるまでの私はハッピーマタニティーライフの妄想で幸せいっぱいだったのですが、つわりが始まってからはもうそんなことなんぞ考えていられませんでした。
 
とにかく何もしたくない。動きたくない。
 
それでもどうにかならないかと
 
「つわり 対策」  とか
「つわり いつまで」  とか
「つわり ピーク」  とか 
「つわり よくなる方法」  とか
 
検索履歴がつわりだらけでした。
頭の中もつわりだらけ。
 
毎日「つわりが楽になるという手の甲のツボ」を押しまくっていました。
 
 

仕事は放棄

そして1日の中で一番調子が悪かったのは朝でした。
 
仕事にいきたくないというメンタルからでしょうか…。笑
 
まず気持ちが悪くて布団から出られません。
 
職場の人が「からだ優先で、つらかったら無理しないでね。」という優しきお言葉をかけてくれていたのを鵜呑みにし、遅刻を乱用しました。
 
さらに遅刻をしながらなんとか家を出ても会社までは車で40分
 
耐えきれず途中のコンビニで吐くこともありながら、ようやく会社にたどり着いても、頻繁に襲いかかる吐き気で仕事になりません。
 
そしてまた同僚の「大丈夫?無理しないで辛かったら帰ってもいいよ」を鵜呑みにして早退を乱用。
 
1日休む日も多々ありました。
 
つわりのピーク時は 職場の人には本当に申し訳ないほどほとんど仕事をしていませんでしたね…。
 
もしも代わりのきかないような、どうしても休めない職場だったらどうなっていたのだろう…と考えるだけでも恐ろしいです。
 
 

「つわりで休むな」だと?

そんな仕事を放棄しまくっていた私ですが、“気持ち悪い”ことのつらさを知らない昔の私だったらもしかしたら、つわりごときで仕事を休むなんてありえない…」「病気じゃないんでしょ?」なんて思ってしまっていたかもしれません。
 
私以外にも特に男性や独身のひとはそう思う人が少なくないかもしれませんね。
 
さらには妊娠経験のある人ですら、つわりが軽かった人は「つわりなんて」と考える人がいるんです。
 
私は女上司から「私もつわりあったけど、仕事中は気が紛れて大丈夫だったけどなあ〜。」と言われ、遠回しに「自分はつわりがあってもちゃんと仕事してた」と言われました。
 
その女性はつわりがあっても仕事ができたのですね。
 
だけどね、
つわりは個人差があるんですよね。
 
つわりがあっても仕事ができる人もいますよね。
でもそうではない人もいます。
 
私の場合、つわりピーク時は何かを食べても食べなくても、何かをしていても何もしていなくても、24時間常に気持ち悪くて、一日に何度も吐いて、吐くものがなくなるまで吐いたら黄緑色のものがでてきたし(胃液の色)、点滴もして、妊娠しているのに体重も減って、もう何もしたくないし、人と話すことすら苦痛でした。
 
仕事なんてしてられるかバカヤロー!!!
 
って感じでした。
 
入院するようなもっとつわりがひどい人に比べたら私のなんて全然軽いのかもしれない。
 
それでもつらいもんはつらいんだよー!!!!!
(あの時の私の心の叫び)
 
 

つわりを理由で会社は休みづらい

と、つわりでこんなにも辛い思いをしていても、つわりを理由にして会社を休むのは勇気がいるんですよね。
 
だって、どのくらい気持ち悪くてどのくらい辛いのか」は他人にはわかりませんから。
 
私のように、他の女性から「私はつわりがあっても仕事できたわよ」なんて言われちゃった日には、つわりを理由に会社を休んじゃだめなんだ…なんて考えてしまうかもしれません。
 
ですが、そんなことは決してありません。
先程も言ったように、つわりには大きく個人差があるのです。
 
他人にどう思われようと、自分が辛いと思うなら休んじゃえばいいと私は思います。
 
無理して行ったって自分が辛いので、私は胸はって休みましたよ(どーん)
 
妊娠中に無理は禁物です。
ストレスも悪。
 
「つわりが辛い」と思いながら無理して仕事に行ってはストレスになって身体にもお腹の赤ちゃんにも良くないです、きっと。
 
とはいえ、やっぱり私のように「どーん」と胸はって休むのはちょっと…という人もいると思います。
 
もしつわりで仕事をするのが困難だけど、自分から職場へ伝えるのは勇気がいる…という場合には、「母性健康管理指導事項連絡カード」を活用することをお勧めします。
 

母性健康管理指導事項連絡カードとは?

簡単にいえば病院の診断書のようなものです。

医師から会社に対して「妊婦さんの症状を伝え、就業時間の短縮や休業などを指示するもの」 になります。

 

一般的にはまだあまり知られていまんが、このカードは診断書と同じ効力をもつため会社は医師の指示に従わなければなりません。

 

正社員のほか、準社員、パート、アルバイトなど、働くすべての妊婦さんが利用することができます。

 

私も病院の先生から「必要なら書きますので利用してくださいね」と言っていただいたのですが、特に不要と考えたので会社に提出することはありませんでした。

 

もし必要な場合は、健診の時などに医師に希望をすれば書いてもらうことができると思いますよ。

 

つわりで苦しむママが少しでも安心してゆっくり休めますように!