ばなな日和

新米ママと、息子と、旦那との日々。

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切迫早産、ウテメリン24時間点滴の効果と副作用。(妊娠8ヶ月)

 
 
 
こんにちは。ばななつまです。
 
妊娠7ヶ月に切迫早産の診断→約3週間仕事を休んでの自宅安静→妊娠8か月で総合病院へ転院・入院を言い渡され…。
 
ウテメリンの24時間点滴生活が始まりました。←ハイ、いまここ!!
 
 

はじめてのウテメリン

右利きなので点滴の針は左手にとめて欲しいと看護師さんに伝えたのですが、左手を失敗され、結局右手からスタートしました。
ジーザス…!
 
点滴は手首の下あたりにながーい針がとまっているため、手首が曲がらないわ、緊張して腕がほとんど動かせないわ(針が抜けたりズレたりしたらコワイ)で、全然右手が使えませんでした。
トイレとか超大変。
 
そして初日はあまり気にならなかったのですが、次の日からウテメリンの副作用が出てきました。
(ちなみにウテメリンの量は処方できるMAXの量でした。)
 
 

ウテメリンの副作用

 
①暑い
暑い、暑い、とにかく暑い。
体が火照ってカッカしました。
それなのに入院時は涼しい季節だったので病院が全館暖房に設定されており冷房が使えないとう仕打ち…。
 
もう暑くて暑くて汗がとまらなくて、他の人が長袖でも涼しいと言う中、窓を全開に開けて袖と裾をまくってうちわであおぎまくっていました。
 
シャワーにいってもサッパリするどころかシャワーにいくことでまた暑くなって着替えたばかりのパジャマがすぐ汗びっしょりになっていましたよ。(シャワー時間が15分で忙しかったし) 
 
なかでも寝るときが特に暑かったです。
病院内は快適な室温になっているわけですが暑くて全然寝付けない夜も何度もありました。
 
ウテメリンのせいなのか妊娠のせいなのかはわかりませんが、普段の平熱は36.4℃のところ入院中の平熱は37.5℃でしたので、暑いと感じるだけではなくて実際に体温が高かったようです。
 
 
②動悸
それから、ちょっとベッドから起き上がっただけで、すぐに心臓がバクバクになりました。
 
こ、これが動悸かぁぁ!!!!って感じ。
 
そのうち動かなくても動悸、寝てても動悸。
 
大丈夫かわたし…
 
と心配になって看護婦さんに相談しましたが、「副作用なので大丈夫ですよ~」と言ってもらえて一安心。
 
 
③手の震え
それからね、なんかね、震えるんですよね、手が。
 
疲れた時に目がピクピクなるやつの手バージョンが全力でくるって感じです。
 
ごはん食べるのにも手が震えちゃって使い物にならなかったのでお箸をやめてフォークやスプーンでなんとか食べていました。
 
食事はなんとか乗り越えられたのですが、入院にあたっての同意書や会社への提出書類など、書かなければならない書類がたくさんあったのですが、字がガクガクで、書いてはみたものの、読めないくらいひどいもんでした。
 
「左手で書いてるの?」ってくらいガクガクに。
ということで、書く時間はたくさんあったのですが、本人自筆でないといけない書類以外はほぼ家族に代わりに書いてもらいました。
 
ちなみに、足も力を入れようとすると震えることもしばしば。こわいよ…!
 
 
④だるい
点滴を始めるときに副作用でだるくなりますよ〜、と説明され、
毎日の体調チェックで看護婦さんに何度も「だるくないですか?大丈夫ですか?」と聞かれるので、洗脳されて(?)だるい気がしてくる。
 
ずっと病院で寝たきりということもあってか、だるいし、やる気が出ない、心と体がどんよ〜りと重たい感じでした。
 

 

 24時間点滴だとこんな“副作用”も 

また、点滴は24時間ずっとなので、点滴袋と機械は「どこでもいっしょ」状態になります。
トロ。(古いネタでごめんなさい。)
 
トイレにいくときもゴロゴロ連れて行くし、廊下を歩く時もゴロゴロ連れて行きます。
 
唯一シャワーのときは機械ははずれますが、針は刺したままで針の上から防水テープのようなものを巻いてもらいます。
 
そして体を洗うときにはなるべく水がかからないように気をつけていましたが、まあ、ほぼ確実に浸水してきますね
 
となると針をとめているテープがふやけて針がグラグラしてきて、これがまたなんとも痛いんだなあ。
 
 

血管ボロボロ。

はじめは針の差し換えまで1週間もちました。
 
それがだんだん血管がボロボロになって3日ももたなくなり、ひどいと1日で漏れて差し替えになりました。
両腕の表も裏も針の跡だらけです。
 
点滴の針が太くて長すぎなんだよね。
あとになって初めて見たとき「え、うそだろ…こんなものが…」と絶句した。笑
 
 

機械のアラームは聞きすぎて空耳になる。

ピロリン…    ピロリン…
 
閉塞、気泡、終了のたびにピロリン…ピロリン…
 
終盤は血管ボロボロのため、ナースコールでアラームをとめてもらっても看護婦さんが戻った途端にピロリンピロリン…で、またすぐナースコールということもしばしば。
 
何度も看護婦さんが機械操作をするのを見てたから、もうナースコールしなくても自分で操作できたと思う。笑
 
 
 

 おわりに

 ということで、私の体験したウテメリンの主な副作用はこんな感じでした。

副作用はちょっと大変だなあと思うことももちろんありましたが、ものすごい吐き気とか頭痛とかの副作用じゃなかったのでよかった。

ウテメリンによる副作用よりも、「寝たきり状態」「いつ退院できるかわからない」「血管がボロボロで痛い」ということの方が辛かったです。
 
夫はしみじみと、子供を産むって大変なことなんだな〜と言っていました。
 
だけど、点滴になってからお腹の張りはほとんどなくなりました。
 
ウテメリンありがとう!
 
正産期まであと2ヶ月、早く退院できるといいなと願ってやまない毎日なのでした。