ばなな日和

新米ママと、息子と、旦那との日々。

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出産レポ②破水から驚異の48分スピード出産!(2人目経産婦、会陰切開なしで会陰裂傷…体験談)

 

こんにちは。ばななつまです。

 

「出産レポ①」では前駆陣痛にまんまと騙されて夫婦で病院に寝泊まりしたところまでお伝えしました。

 

夜が明けて帰宅が決まって間もなく、それは突然やってきたのです…。

 

破水

そのとき私はまだ寝起きでボーッとしながらベッドに横になっていました。

夫は両家へ前駆陣痛だったことを連絡をしに部屋の外へ出ていて、ちょうど戻ってきたその時です。

突然私のお腹に、ごんっ!! と激しい胎動のような感覚がありました。

(この瞬間を夫が目撃していたのですが、私が急に眉間にしわを寄せて「ぐえっ」と変な顔をしたので驚いたそうです。笑)

上の子のときも破水した私は、感覚的に「これは多分破水だ!」と思い、ナースコール。

そのすぐ後にジャーーーーっと水がでていく感覚があり、助産師さんに確認してもらうとやはり破水でした。

このとき子宮口は6cm。 赤ちゃんの頭が触れるところまできていました。

(実はお産が進んでいた…!)

私が経産婦ということもあり、このまま一気に分娩まで進んでいくだろうということで、助産師さんはバタバタと分娩室の準備にとりかかりました。

 

本陣痛きたる

そしてついに、前日までの前駆陣痛の痛みとはケタ違いの「ザ・陣痛」がやってきました。

前日の前駆陣痛もピークのときはなかなか痛いなあと思っていましたが、本陣痛がきてみて「ああ、陣痛の痛みってこれだよね」と実感と同時に、上の子の時の地獄のいきみのがしを思い出し恐怖に怯えました。

上の子の時はなかなか子宮口が開かずにいきみのがしが本当に辛かったのです。

 

そしていよいよいきみたい感覚がやってきました。

そのまま陣痛室でしばらくいきみのがしに耐えることになるのかなと思っていたのですが、3回ほど陣痛がきたところで分娩室へ移動することになりました。

今回は早い、早いぞ!

 

分娩室へ

分娩室へは陣痛の波が過ぎたタイミングで歩いて移動しました。

案内された分娩台は上の子のときと同じ場所。もう少しで赤ちゃんと会えるんだ、と気合が入ります。

分娩台へあがると助産師さんがシートを敷いたりとせっせと分娩のしたくをしながら、陣痛がくるとお尻を押してくれました。

上の子のときも感動したけど、助産師さんの押し方は本当に押して欲しいところピンポイントですごいです。

そしてあっという間に子宮口全開に。

まだ先生がきていませんでしたが(ちょうど夜勤で仮眠のタイミング?)、全開と聞いた私は先生なんぞ待っていられず。

いきみたくてしょうがなかったので、必死に助産師さんに「いきんでいいですか?!」と聞くと「好きなタイミングでいきんでいいですよ」と言われました。

 

いきむ!!

いきんでいいと許可がでた私はさっそく、いきむ!いきむ!いきむ!

助産師さんに上手ですよ〜と励ましてもらいながら、夫に涙を拭いてもらいながら、私は全力でいきみました。(ちなみに夫に手を握るかと聞かれたけど、今回は拒否しました笑)

3回くらいいきむと「もう1〜2 回で出ますよ〜」とのこと。なんという早さ!!

いつのまにか先生も到着していました。(急いで呼ばれたのか半分私服のような服装をしていた)

 

誕生

2回目にいきんだときに、いよいよ「はい、出ますよ〜力抜いてください〜」と言われました。

力を抜いてと言われても、骨盤の途中で赤ちゃんがひっかかっている感じで痛いし、なんだかまだいきみたいし、力を抜くのも難しい。

私はなんとか力を入れないように、できるだけ力を抜きました。すると、どゅるるるんっっと赤ちゃんが抜けていく感覚の少しあとに、

ほぎゃー

ほぎゃー

ほぎゃー

と、次男の泣き声が聞こえてきました。

 

 

ああ…うまれた…!!

その瞬間私には、ほっとしたような嬉しいような達成感のような、いろいろな気持ちが湧いてきました。

夫や助産師さんが色々ことばをかけてくれたかもしれませんが、正直何を言われたか全く覚えていません(笑)

 

次男は取り上げられているときに近くにあった医療機器のチューブをつかんだり、足を突っ込んだりと、とても元気だったそうです。

 

へその緒を切ってもらった次男が私のお腹の上に乗りました。3,268gの男の子です。

新生児の赤ちゃんはとても軽いと記憶していましたが、お腹の上に乗った次男はずっしりとしていて、私はとても重く感じました。

 

はじめはエコーでもわからないくらいの小さな粒だった命が、私のお腹の中でこんなに大きくなってくれていたんだなあと思うと、無事に産まれてきてくれた赤ちゃんに本当にありがとうという気持ちでいっぱいになりました。

 

超スピード&安産で分娩終了

次男誕生からしばらくして、またもやどゅるるるんっという感覚とともに胎盤がでてきて無事に分娩が終わりました。

破水から赤ちゃん誕生まで48分、胎盤がでてくるまでの分娩所要時間55分の超スピード出産でした。

あまりのスピード出産で、分娩時の脚カバーも片脚しかできなかったみたいです。(笑)

赤ちゃんが出てくるまでの間は骨盤のあたりがものすごく痛かったのですが、どゅるるるんと赤ちゃんが出てくると一気に痛みがなくなり、骨盤につっかえていたものが取れるような「すっきりー!!気持ちいいーー!」という感覚でした。

 

会陰裂傷と縫合

あっという間の出産でしたが、一気にいきんでしまったせいなのか会陰が少し裂けてしまっていたようで、縫合することになりました。

そしてこの縫合、まず麻酔が痛い!縫うのも痛い!しかも長い!いつまで縫ってるんだと心の中でヒーヒーしていました。

安産のおかげで自分が元気なせいか、痛みが鮮明でした…。

 

その後もろもろの処置が終わってから、私も着替えさせてもらいました。

お腹の赤ちゃんがいなくなったせいなのか、私はものすごく寒気を感じて布団をたくさんかけてもらいました。

 

初めての抱っこ

会陰を縫合したりなんだりしている間に赤ちゃんは測定や処置をしてもらって服を着せてもらい、

パパ、初めての抱っこです。

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次男くんはずっと口をちゅぱちゅぱさせていて可愛かったです。

その後、私も抱っこさせてもらいましたが小さな赤ちゃんを抱くと、新しい家族が増えたんだなあと実感しますね。とても幸せな瞬間でした。

 

おわりに

わが家の次男こじろうくんの出産レポでした。

いのちが誕生する瞬間というのは何度経験しても(二度しかしてませんが笑)本当に神秘的でなんともいえない感動がありますね。

妊娠中はつわりに苦しんだり臨月にはあちこちが痛くなったりマイナートラブルに悩んだりと大変なこともありましたが、妊娠・出産というとても貴重な経験をさせてもらいました。

無事に産まれてきてくれた次男とここまでサポートしてくれた夫やたろちゃんに感謝です。

これからは二児の母として、のんびり頑張っていきたいと思います〜。

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!