産後の長引く腰痛…MRI検査をしたら腰椎と仙椎に骨挫傷が発覚…!(はじめてのMRI検査、かかった費用や時間など。産後2ヶ月、二人目授乳中。)
こんにちは、万年腰痛女のばななつまです。
第二子の次男を出産して2ヶ月が経った頃から、腰痛がひどくなってきました。
知人で『産後骨粗鬆症』で脊椎を圧迫骨折をした人がいたので、私も念のため整形外科を受診してレントゲンをとったのですが、結果は『骨には異常なし』。おそらく授乳や抱っこによる腰の疲れや産後の骨盤の歪みなどからくる腰痛だろうということでした。
下腹部や骨盤まわりの痛みを感じていたため、念のため産婦人科で検査をしたのですがこちらも結果は異常なし。
やはりただの腰痛だろうということで、接骨院に通って電気治療や骨盤調整・マッサージなどをしてもらっていたのですが、一向に良くならず、それどころか日を増すごとにどんどん悪化して、ついにはあまりの激痛で自力で起き上がれない、歩けない、寝返りすらうてない状態になってしまいました。
接骨院をかえることも考えたのですが、もう一度 整形外科で診てもらった方が良いと思い、別の整形外科を受診しました。
激痛に耐えながらなんとか車に乗り込み、整形外科の正面玄関に車を横付けし、受付に事情を話して車椅子を貸してもらいました。
レントゲン
男性のレントゲン技師2〜3人に補助してもらいながらなんとか車椅子から立ち上って台に上がったものの、台の上に横になることができず。結局台から降りて立った状態でレントゲンをとってもらいました。
しかし、またしてもレントゲンの結果は異常なし。 私は途方に暮れましたがもっと詳しく調べるためにMRI検査をしてくれるということで、翌日に予約をしました。(この日は痛み止めの坐薬をいれてもらったところ、激痛が嘘のようになくなって感激!!!もっと早く受診すればよかったです)
MRI検査
翌日、いよいよはじめてのMRI検査に臨みました。検査時には時計、ネックレス、ヘアピンなどの貴金属、眼鏡や金属の付いている下着や服はNG。 私は金属類は何もつけないでいったつもりでしたがうっかり結婚指輪をしたままで行ってしまい、直前に指摘されて外しました。(ちゃんと指から抜けてよかった…笑)
レントゲンに引き続き、検査台にのぼれるか不安でしたが、前日に処方された痛み止めを飲んできたおかげか、痛みはあったものの無事に検査台にあがることができ、膝の下にクッションを入れてくれたので、仰向けでもそれほどつらくなかったです。
検査中に動かないように巨大なマジックテープのようなもので体を固定され、「何かあったらこれを握ってください」と手にはブザーのようなものを握らされました。
準備が整い、いよいよ人生初のMRI検査の開始です!
ズンチャッ ズンチャッ…
ズンチャッズンチャッ…
室内に響き渡るシンバルのようなリズミカルな音…
トントントントン…
トントン…トントン…
不意にあらわれるドアをノックするような音。
ブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブーブー
車のクラクションのような音。
ドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュドュ…
ゲームの銃撃音のような音。
検査中はこのようなリズミカルな音が順番に聞こえたり、なくなったりを繰り返していました。
MRIの機械の中は真っ暗なのを想像していましたが、意外にも視界は白く明るくて、中央に青いラインがひいてありました。足元には出口が見え、思っていたほどの閉塞感はありませんでした。
そしてリズミカルな様々な音を聞きながら、ボーッと中央ににある青いラインを見つめていること数十分、私は大変なことに気づきました。
呼び出しブザーを握る手の手汗が半端ないっっ!!!!( ;∀;)
私は手をグーにしているだけで手汗が湧き出てくる手汗の女王。
検査終了時にブザーを返した時に手汗がビッショビショだなんて、おおおお恥ずかしいっっ!!!
私はそーっと握りしめた手を開き、ブザーを親指と人差し指でつまんで持つことにしました。どうか検査が終わるまでに手汗が乾きます様にと願いを込めて…!!
MRI検査終了
検査は30〜40分程で無事終了しました。
ブザーはサッと回収されてしまい、手汗の程は不明です(笑)
しばらく同じ姿勢でいると痛みが出るので、検査終了時に起き上がれるか不安でしたが、技師の方に助けてもらいながら意外とすんなりと起き上がることができました。(それでも通常よりはだいぶ時間がかかりました)
結果
そしてMRI検査の結果、私に激痛をもたらしていた犯人の正体がようやく判明しました。
診断名は、第5腰椎骨挫傷、第1仙椎骨挫傷、椎体炎、仙椎炎、LDH(ヘルニア)です。
『骨挫傷』というのは、骨の内側が損傷している状態で、レントゲン検査では損傷が確認できず、MRI検査でのみ知ることができるものだそうです。
第5腰椎は腰骨の1番下の骨、第1仙椎はその下にある骨です。つまり私は腰からお尻にかけての骨を損傷していたのです。そのせいで骨の周りで炎症がおき、それが激痛を引き起こしていたのです。
骨挫傷は骨の打撲のようなもので、通常は外部からの強い衝撃によりおこるそうなのですが、私は強い衝撃を受けたり転んだらした記憶はありません。 医師によると繰り返す授乳や抱っこなどによって、ジワジワと骨に負担をかけていたのが原因かもしれないとのことでした。
いつこうなってしまったのかなど、原因はわからずじまいでしたが、症状名が明らかになって、本当にホッとしました。原因がわからない痛みというものは本当に怖くてメンタルがやられるものです。
骨挫傷はMRI検査でないと判明しないものだったので、今回MRI検査をうけて本当によかったです。
お会計
この日の請求金額は再診料、採血、MRI、処方せん料などで7,570円。そのうちMRI検査は約5,700円でした。
おわりに
今回MRI検査で骨挫傷が判明するまでの間、整形外科を受診したり、産婦人科で検査をしたり、接骨院にも毎日のように通い…お財布からお金がどんどん消えて行きました…!涙
今思えば、もっと早くMRI検査をしていれば、お金も時間も無駄にすることなく、激痛に苦しむこともなかったのかもしれません。
ですが過ぎてしまったことを悔やんでも仕方がない。いまは早く治すことを考えたいと思います。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!