ばなな日和

新米ママと、息子と、旦那との日々。

スポンサーリンク

義両親と1年間 同居した私の考える同居のメリット・デメリットや義母や義父とうまくやるためのコツまとめ。(妊娠中〜産前産後の義実家同居体験談)

 

Home

 

こんにちは、ばななつまです。

 

私は約1年間、色々と訳あって、義両親と同居していました。

 

住まいは二世帯住宅ではなく、玄関一つ・風呂一つ・キッチン一つ・リビングもダイニングも共有の完全なる同居。(寝室は一部屋和室を借りて、トイレは1階に2つあるのを別々に使わせてもらっています)

 

今日は、そんな義両親と1年間 同居した私が考える、同居するメリットやデメリット、また、義母や義父とうまくやっていくためのコツをご紹介したいと思います。

 

それではさっそく、いってみよう〜!

 

 

メリット

まずは同居をすることのメリットや、良かったことをまとめます。

 

家事の負担が減る

今回の同居では、私の妊娠やつわり、産後の腰痛などで、私が満足に動けない状態だったということや、義母が家のことに手を出して欲しくないタイプ(夫いわく)ということで、

私は義実家で料理・洗濯・掃除などの家事はほとんど全くしませんでした。(たまに自分の皿を洗ったくらい。あと子供のおもちゃの散らかしたのを片付けたり借りている寝室をちょっときれいにするくらい。)

 

家事の負担が減った(というかなくなった)ことで、日中は子供のお世話だけに専念でき、心に余裕をもって子供に接することができました。 

 

私のように、家事の負担が全くなくなることは稀だと思いますが、同居することで家事の負担は減ることが多いと思います。

 

子供の面倒をみてもらえる

また、子供がいる場合の親との同居でのメリットととしては、やはり子供の面倒をみてもらえるというのが大きいです。

 

「あー、今ちょっと子供みててほしい!」と思うときに自分以外に大人の目があると助かりますし、たまに子供を散歩に連れ出してくれたりもしたので、その間に私はゆっくりおやつタイム、なんてことも。

ワンオペだったらまずこんなことありえません。

 

また、子供は色んな人に遊んでもらえるので、遊びの幅が広がりましたし、社会性も育まれました。

 

子供に怒らなくなる、イライラしなくなる

これは、私が同居してよかったと思えるメリットナンバーワンかもしれないです。

 

同居することで子供に怒らなくなる・イライラしなくなる理由は

・余裕があるから

・人目があるから       の2つです。

 

上でも書いたように、私の場合、家事の負担がほぼなくなったので、時間的に心の余裕ができました。

 

家事が思うように進まずに溜まっていくと無意識に焦りますよね。

そうすると、いうことを聞かない子供にイライラしたり、もう、早くしてよ!ちゃんとしてよ!と怒りたくなってしまう。

 

子供にカッと怒ってしまうときって大体は自分に余裕がないことが原因で、余裕があるときにはうけ流せるようなことが大半なんだと実感しました。

 

そしてもうひとつ。もしその場に自分と子供だけだったら感情にまかせて怒ったり、おとな気ない態度をとっていたかもしれないところ、

義母や義父の目があることでそれを抑えて冷静になることができました。 

 

もしも同居しないでイヤイヤ期真っ只中の長男と新生児の次男と毎日ワンオペでやっていたら、と思うと恐ろしいです。(ワンオペでやっている人まじで尊敬!)

 

また、人目があることで冷静でいられたのでよかったです。

 

以前、子供の健診の時に保健師さんが「子供にどうしようもなくイライラしたら子供を連れて外に出るといい」「部屋着でスッピンでも、ただ子供を抱っこして家の外に出て散歩すればいいのです」と言っていたのを思い出して、あれはすごくいいアドバイスだったんだなと改めて思いました。

子供に怒鳴ったり手を上げてしまいそうになってしまう人は後悔する前にぜひやってみてほしいです。

 

子供の可愛さを共有できる

それから。わが子って、めちゃめちゃ可愛いじゃないですか。

もう毎日毎日、なんでこんな可愛いの?と思いながら生活しているわけですが、

この可愛さを自分1人で味わっていたらもったいないと思うのですよ。

例えるなら、大好物のケーキを100個もらったけど、1人じゃ食べきらないよー!!どうしたらいいのー!?もったいないよー!! 誰か一緒に食べようよー!!   って感じ。(違うか)

 

義実家では「ぎゃー!みてー!たろちゃんが変な格好して踊り続けてるよー!」とか、「わー!じろちゃんが寝起きでぶさいくー!かわいいー!」とみんなでいちいち騒いで楽しんでいました。

身内の子はやっぱり可愛いみたいでみんなちやほやしてくれます。

 

お金が浮く

それから、同居しているとなにかとお金が浮くことが多いと思います。

 

私たちの場合は一時的な同居だったので、賃貸の自宅は家賃払いっぱなし、ネットも使ってないのに払いっぱなし、光熱費も基本料払いっぱなしで、むしろもったいないことになっていた部分もありましたが、

通常、同居すると、家賃や光熱費は別々に暮らすよりも安くなることが多いですよね。ネットもWi-Fiとばしてみんなで共有できます。

 

また、食費や生活費をいれるにしても、きっかりかかった分を割り勘に、ということは少なく、自分たちだけで生活するよりも安い金額でいいよと言ってくれることが多いと思います。

 

また、同居していることで、必要なものに気づいてもらえやすく、

例えば子供の服が小さくなってくれば「キツそうだから買いに行こうよ〜」と誘ってくれて「いいよいいよ」と買ってくれたり、

「今日はお天気いいから出かけない〜?」と声がかかって外食で美味しいものをご馳走してもらったりということもちょこちょこありました。

 

同居してからは別々に暮らしている時よりも一緒に出かける頻度が格段に増えましたね。

 

実は自分の両親との同居よりも(表面上は)平和

それから、意外だったのですが、義理の両親とはお互いに気を遣って接するため、とても平和に過ごせます。(表面上はね)

もちろん気を遣うので疲れるというデメリットもありますが、慣れてくればそれなりに意見も言えるようになりますし、仲良くなりつつもほどよい距離感を保てるので予想外に楽でした。(表面上はね笑)

 

もしも実の両親と同居した場合、実の親なら気を遣わずに気楽に過ごせそう、と思うかもしれませんが、実の親子ほど遠慮がないので喧嘩になりやすいというデメリットがあります。いちいち口うるさく言われてイライラ…なんてことも。

 

今回は夫にとっては実の両親との同居だったので、お互いに言い方に遠慮がなく、ちょこちょこ喧嘩になっていましたね。

夫は私の実家にいた方が楽だわーとよく言っていました。

 

デメリット

続いて、義両親と同居することのデメリットや嫌だったことをまとめます。

 

気を遣う・気疲れする

義理の両親は、何十年も違う暮らしをしてきたいわば赤の他人です。

そんな人と一緒に住めば間違いなく気疲れをします!!!(声を大にして言いたい)

 

私はもともと相手の言葉の意味を深読みして勝手に悩んだり凹んだりてんてこ舞いになるタイプなので、

同居し始めの頃は義両親(特に義母)の一言一言にいちいち反応して悩んだり、

「〇〇していいですか?」と聞いて義母が一瞬真顔になっただけで「げ…いま真顔だった…ダメだったのか…⁈」と気にしまくっていました。

そして仕事から帰った夫に「ねえ、今日、お義母さんに〇〇していいかって聞いたら、微妙な顔されたんだけど、だめだったかな?お義母さんなんか言ってた? ねぇ、ちょっとさぐり入れてよ〜」などとつっかかっていました。

同居し始めの頃は、行動1つ1つ、言動1つ1つを気にして本当に疲れました。

 

気が休まらない

同居中は、寝室が一部屋与えられているものの、日中は基本的にはトイレとお風呂以外、リビングやダイニングで義両親と同じ空間にいることになるので、気が抜けませんでした。

 

産後は特に、ストレスや疲労が原因なのか、お腹にガスが溜まってしまい、かといってリビングで好き勝手におならをするわけにもいかず…

子供が2人いるので、部屋に置いていちいちトイレにいくわけにもいかず、お腹が張ってしまって大変でした。

 

幸いにも、トイレは2つあったので、あらかじめ別にしてもらえたので良かったのですが、これが共有だったらさらにストレスだったと思います。

 

子供への接し方へのストレス

さらに、自分だけならまだ我慢できても、子供のこととなるとどうしてもやり流さなかったり気になってしまうことが多くありました。

例えば

  • 子供に甘い
  • 教育方針の違い       など。

 

まずは、子供に甘いということ。

親は孫が可愛くて仕方がないので、お菓子をあげたりジュースをあげたりテレビみせたりと、やりたい放題です。

これがたまに遊びにいでた時限定とかならいいんですけど、同居して毎日となるとやっぱり気になります。

色々言いたいけど、うまく言えずにモヤモヤ…となっていました。

 

それから教育方針。

例えば3歳の長男は「ごめんなさい」がまだなかなか言えないのですが、私はまだ言えなくてもいいかなと思っています。もちろんいけないことをしたら注意をしますが、なるべく「ごめんなさい」の強要はしたいないと考えています。

しかし義父は何が何でも「ごめんなさい」と言わせたいタイプ。

「ごめんなさいと言いなさい」と、謝るまでは何が何でも許さない、という雰囲気で、その場にいた私もどうしたらいいのか…と困ってしまいました。

教育については、何が正解なのかわからないので、難しいですね。

 

 

うまくやるためのコツ

さて、同居することのメリットデメリットなどをいろいろと書いてきましたが、実際に1年間同居してみて、私なりにお互いに気持ちよく暮らしていくためのコツをみつけたのでご紹介します。

 

希望やNGは早めに伝える

こうしてほしい、とか、これは嫌だな、と思ったことは早めに伝えた方がいいです。

我慢しながら暮らすのはストレスになりますし、後になって「実はこれは嫌です」と打ち明けると相手に不快な思いをさせてしまいます。

もちろんワガママばっかりではいけませんが、お互いのためにもある程度自分の意見を伝えることが大切です。

 

言い方に気をつける(枕詞をつかう)

そして、意見を伝えるのは大切ですが、相手に不快な思いをさせないために言い方がポイントです。

「申し訳ないのですが、」「ちょっとお願いがあるのですが、」と枕詞をつかい、

「こうしてください」というのではなく「こうしてもらってもいいですか?」とやんわり伝えた方がいいと思います。

 

横澤夏子になる

それから、声は大きく語尾は伸ばしてがオーバーリアクションくらいの方がウケがいい。

私は基本的には声が小さい人間なのですが、義両親と話すときは横澤夏子を意識して会話しています。もしくは柳原可奈子

ハタから見るとわざとらしいけど、親世代にはあのくらいが意外といい感じなのです。

 

タメ語を混ぜて話す

また、敬語で話していると、どうしても距離感を感じてしまうので、ちょいちょいタメ語を混ぜて話すと、距離感が縮まって仲良くなりやすいのでおすすめ。

会話のすべてをタメ語にしなくても、「なるほど〜」「そうなんだ〜」「おいしそう〜」などの自分の感情についてのタメ語は比較的使いやすいです。
タメ語をつかうときも、横澤夏子になりきって語尾を伸ばすと角が立たなくていい感じ。

 

直接言いづらければ夫から伝えてもらう

とはいえ、義両親には面と向かっては言いづらい…というときは夫から伝えてもらうのがおすすめ。

私は基本的には夫にフル稼働してもらっています。

 

好意を受け取る、相手に甘える

また、義両親に「〇〇しようか?」と言ってもらったら、なるべく「ありがとうございます」と好意を受け取るように心がけています。

つい、反射的に日本人特有の「いえいえ、大丈夫ですよ、お気遣いなく」を言ってしまいそうになったり、心の中では別にいらない…と思ったとしても、意識して相手に甘えることでいい関係が築けていけると思います。

 

気にしない、割り切る

そして、さいごはもう、気にしないようにして、割り切るしかない!!!(笑)

気を遣って疲れるのなら気を遣わなければいいし、子供にお菓子をあげられても死ぬわけじゃないんだし、と思って、

自分でストレスにならないように意識してあげないとすり減ってしまいます。

 

とにかく気にしない!なんとかなる!どうにかなる!!!!

 

おわりに

同居したてのころは、義両親に気を遣うし気疲れするし、毎日がストレスでとにかく早く自宅に帰りたいとばかり考えていました。

 

しかし1年間同居してみたら、義実家での生活にすっかり慣れて、ストレスがないわけではありませんが、思いのほか快適に暮らしている自分がいたのです。

人間、慣れればなんとかなるものですね(笑)

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!