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ばなな日和

新米ママと、息子と、旦那との日々。

つわりで吐血とケトン体が検出され入院。点滴は効果抜群だった。(重症妊娠悪阻・妊娠13週)





 

Pregnant

 

 

第二子を妊娠した私に妊娠6週で始まったつわり。

一般的にピークと言われる9週を過ぎてもいっこうに楽にならず、毎日吐き続けてあれよあれよと月日が過ぎていきました。

そして12週頃からわずかにつわりが軽くなってきたかもと感じていた矢先につわりのぶり返しが起きたのです。

 

突然食べ物と飲み物がとれなくなる

どんなにつわりがひどくなっても食欲は旺盛だった私。

それが13週頃になって突然食欲が湧かなくなったのです。

食べる量をどんなに少なくしても吐き、消化に良さそうなものを選んでも吐き、しまいには飲み物を飲んでも吐くようになりました。

おそらく連日の嘔吐でいよいよ胃が壊れてしまったのだと思います。

 

吐血がおさまらない

さらに、吐いたものに血が混じるようになりました。

しかも吐くたびに毎回血が出てきて、どんどん血の量が増えていくではありませんか…!

 

これはさすがにやばいのでは…と病院へいくことを決めました。

  

 

病院へ(13週6日)

診察を受け、尿検査。

ケトン体(2+)  タンパク(+ )が検出され、即日入院することになりました。

✳︎ケトン体とは、体内で糖分が足りなくなって脂肪分解が急激に起きたときに尿や血液中に出てくる有害物質のことです。尿検査や血液検査でケトン体が出るということは体が飢餓状態であるということを意味します。

 

症状名は「重症妊娠悪阻」です。

どーん!

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 吐血の方は入院後もしばらく続くようなら内科で胃カメラと言われました。

 

ちなみに私は「もしかしたら入院になるかもしれないな」と予感していたので、入院といわれても「やっぱりそうか」と思ったくらいでした。

つわりが始まってから何ヶ月も吐き続け、気持ち悪さに耐え、やっと少しよくなってきたかもと思った矢先のぶり返しと吐血…さすがにもう心が折れそうだったので、入院といわれて正直ほっとしたのが本音です。

 

入院

病室へ行くと、担当看護師さんから簡単な挨拶や説明がありました。

その方がたまたま悪阻での入院経験ありの方で、「よくここまで頑張りましたね、立派です。」「これからは、安心してゆっくり休んでください」と言ってくださり、私はその言葉に泣きそうになりました。

私のつわりのつらさをわかってくれる人がいる。誰も私に言ってくれなかった「よく頑張ったね」と言ってくれる人がいる。

それがたまらなく嬉しかったです。

 

◉自分のつわりがどのくらいつらいかを他人に伝えるのはとても難しいです。

妊娠経験のない人には未知だろうし、つわりを経験した人でも「つわりなんて別に大したことはない」と言う人もいます。←個人的にはこっちの方が理解してもらえなくて厄介(笑)

それでも「つわりがツライ」と言えばはじめは皆「大変だね」「大丈夫?」と心配してくれますが、それが何週間も何ヶ月もすれば時間の経過とともにその頻度は減り、次第にその人達の中でつわりの存在感は薄れていくように感じます。

それは仕方がないことなのかもしれませんが、その間もずっとつわりに苦しんでいる身としてはやっぱり辛いし寂しかったです。

 

入院中は看護婦さんや医師が一日に何度も「調子どうですか?」「いま何が一番つらいですか?」「ご飯食べられましたか?」と私のことを気にかけてくれました。

「〇〇さんの症状が少しでも楽になれるように私達は何でもしますからね!」と私と共に闘ってくれました。

私にはそのことがとても心強く、嬉しかったです。

 

 

と、話は随分逸れてしまいましたが、そういうわけで「重症つわり」で入院することになりましたので、入院してから退院するまでの入院生活をまとめたいと思います。

  

入院1日目(絶食)

入院してすぐに点滴が始まりました。しばらくは胃の保護のため絶食です。

点滴は1日3本 。

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点滴にはブドウ糖電解質、ビタミン剤、ガスター(胃酸を抑えて胃を守るもの)が入っていました。

 

私は脱水がすすんでいたため点滴の針がうまく入らず看護婦さんがちょっと苦労していましたが、

点滴が始まると手足がスーッとして気持ちよかったです。

そして2本目からは身体がラクになった感じがしました。

脱水症状だったので身体に水分が入るだけでもだいぶ違うようで、逆に私の体はそこまで脱水していたのかと思うとすこし怖くなりました。

 

絶食したおかげもあると思いますが、信じられないことにこの日は嘔吐なし。

つわりで気持ち悪いことには変わりありませんが、なんの心配もせずゆっくり好きなだけ寝ていられる環境は天国でした。もっと早く入院すればよかったなあなんて思ったりもしました。

 

嫌だったのは、隣の人がたまにボディークリームをつけているようでそのにおいがたまに漂ってきたことくらいです。

 

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枕元にはおゲロバケツをスタンバイ。

 

 

2日目(絶食)

・点滴3本 

入院してから毎日体重管理をされるのですが、この日は前日(入院時)より1kg近く体重が増えていました。前日は点滴のみの絶食でしたので、つまり1ℓ近くの水分が私の身体から失われていたのですね…恐ろしい。

 

お腹はぎゅるぎゅる鳴りましたが、食べたいという気持ちは全く湧かず、点滴のおかげで喉も乾かないし空腹感もなかったです。

点滴ってすごいなあと思いました。

もちろんいつまでも点滴だけでいるわけにもいかないのですが、このときはまだ食べる=吐くがしみついていて、食べることが怖かったため、点滴で身体や胃が回復して「食べたい」と思う時がくるまでゆっくり静養していこうと思いました。 せっかく入院して点滴してもらえるので、無理する必要はないのです。

 

ちなみに同室の人のお食事タイムは気持ち悪くならないか心配でしたが、隣の人がとても美味しそうな音を立てて食べるので、むしろそれを聞くのが楽しかったです。(私、ちょっとおかしくなってるな! 絶食ハイか!)

 

 

3日目(飲み物開始)

・体重は前の日より0.4kg減。

・点滴3本。

・入院前1日2回だったおしっこが10回まで増える。

 

医師から「大丈夫そうなら少しずつ飲み物を摂ってみましょう」と提案をうけ、看護婦さんにおすすめを教えてもらい 母にポカリのイオンウォーターを買ってきてもらいました。

3日ぶりの飲み物で緊張しましたが、少しずつ飲むことができました。

 

そして夜、この日はポカリも飲んだので久しぶりに歯磨きをすることにしました。

入院前は歯磨きをすると必ず気持ち悪くなり毎回泣きながら磨いていましたが、驚いたことに全く気持ち悪くなりませんでした。

「す、すごい!」と思いながら調子に乗ってちょっと念入りに磨いていると、

「う…!!」と突然吐き気が来ました。

しかしもう二度と胃を荒らしたくない私はなんとか吐くまいと必死にこらえますがすぐに限界。 2日ぶりに嘔吐してしまいました…。出てきたのは胃液で血は混ざっていなかったのでほっと安心したものの、吐いてしまったのはかなりショックでした。

入院してから吐かなかったのは、ただ単に吐き気を誘発するもの(食事や匂い)がなくなってゆっくり寝ていられたからというだけで、もし自宅に戻ってもまたつわりが繰り返すのではないのかと不安にかられました。

 

 

4日目

・体重は前日より0.4kg増

・点滴3本

・飲み物を1日500mlくらい飲めるようになる

・嘔吐1回

 

この日は病院の人にシャンプーをしてもらいました。

実はしばらくシャンプーをしておらず、頭がベタベタでとても不快だったのですが、それでもシャンプーの匂いや湯気に立ち向かう気力はなく、「頭の不快が限界にきたら死ぬ気でシャンプーしよう」と思っていました。

つわりになってからというもの、シャワーやシャンプーはまさに死闘です。(そして死にます)

 

看護婦さんに「シャンプーしてもらった方が自分でするより楽だよ」と言われ、それならせっかくなのでとお願いすることにしました。

病院では体拭きなどをしてくれるのは知っていましたが、つわりの患者にシャンプーまでしてくれるんですね。

シャワー室で美容室にあるような椅子が倒れる椅子に座り、仰向けでシャンプーしてもらいました。もちろん匂い対策でマスク装備です。髪を乾かすのまでやってもらっちゃいました。

 

やってもらった感想はというと、サッパリしたけどやっぱり匂いがキツかったです…。

その日はしばらく髪からシャンプーの匂いがしてきてシャンプーしてもらったことを少し後悔しました。(笑)

でも、久しぶりに死闘で死にません(吐きません)でしたよ。 半死にくらいかな!

そして言われていた通り、シャンプーしてもらうのは自分でするより圧倒的に楽だったです。座って耐えてればいいだけだからね。

 

 

5日目(ゼリー開始)

・体重は前日比1.7kg減。(なぜ…?パジャマを薄手のものに着替えたからかな)

・点滴2本  飲み物が飲めるようになったので点滴の量が減りました。

・さらにウィダーインゼリーにも挑戦し、すんなりクリア!

・嘔吐1回。

 

尿検査で入院前はケトン体(2+ )タンパク(+)だったのが、ケトン体(1+) タンパク(± )に改善されました。

食事を全然とっていないのに改善されるなんて、点滴様様です。

 

この日は看護婦さんが機械でお腹の赤ちゃんの心音を聞かせてくれました。元気にドクドクいっていた。

赤ちゃんが元気だと思えると私も頑張れる!!!

 

毎朝のベッド周り掃除のアルコール臭は相変わらず苦手です。

 

 

 6日目(固形物開始)

・体重前日比+0.8kg

・点滴1本  前日にゼリーもクリアしたのでさらに点滴が減りました。

 

この日から固形物開始です。丸5日ぶりの固形物!!

朝食にゼリー、昼食にプリン、そしていよいよ夕飯に固形物、蒸しパンに挑戦です!

久しぶりの噛んで食べる食事の美味しさと嬉しさで調子に乗って1つ全部食べたら食べたらお腹をくだしました…( ;∀;)チッキショー

でも「気持ち悪い」より「痛い」の方がいい。全然耐えられる。

 

そしてこの日も赤ちゃんの心音確認。はじめは心臓の音がつかまらなかったけど元気にグリングリン動いている音は聞こえ、さらに心臓の音もしっかりきこえました。

 

胃が動き出したのか、入院後はじめて「空腹感」と「なにか食べたい」と感じました。

 

 

7日目(病院食開始)

・体重前日比+0.4kg

・点滴1本

・病院食開始(夜から)

 

朝食に蒸しパン、昼食に蒸しパンを食べ、そして夕食からついにお粥の病院食が開始しました。

量は通常の半分量でしたがすぐお腹がいっぱいになって全然食べられませんでした。

久しぶりの温かいごはんはすごく美味しかったです。

 

この日はお腹エコーをしてもらったのですが、赤ちゃんが完全に人になっていてびっくりしました。顔もしっかり顔になっていたし手の指までよく見えました。手足をバタバタしていて可愛かったなあ。

 

 

8日目

・体重前日比0.2kg増

・点滴なし

・尿検査と血液検査の結果問題なし。ついにケトン体(−)に!

 

1日3食の病院食もだいぶ食べられるようになってきました。

吐き気はだいぶおさまってきましたが、固形物が始まって下痢がおさまりません…。(医師によると絶食していたので食べ始めてしばらくは仕方がないそうです)

 

 

9日目

・ 体重前日比±0kg

・点滴なし

 

食事ができる摂れるようになってきたおかげか、身体が元気になってきて食欲もでてきました。嬉しい!

今日は通常の半分量のお粥食だけでは足りなくなってきたので通常量にサイズアップをお願いしました。

美味しく食事が食べられるって幸せだなあ。

 

 

10日目 (退院)

・体重前日比0.7kg減

入院時の体重と全く同じ体重にて、めでたく退院となりました。

 

4日目でまだ飲み物しか摂れていなかったときにはしばらく退院できる気がしませんでしたが(笑)、そこから1週間でこうしてある程度の食事が食べられるようになるなんてびっくりです。人間の回復力はすごいのです。

 

 

入院費用

つわりでの入院にかかる費用は私の入院した病院では一日およそ1万円前後と言われました。

実際のお会計は「高額医療費制度」を利用したので限度額+食事代で8万円代のお支払いとなりました。 高いお支払いですが、致しかたないですね。

 

 

まとめ

つわりの入院を一言でまとめると、「点滴して、寝る」。ザッツオール。

 

前回切迫早産で入院した際も「点滴してゆっくりする入院生活」でしたが、その時はあまりの暇さに発狂しそうでした。

しかし今回は、いかんせん気持ち悪くて体がつらい状態だったので「休みたい。寝たい。」が第一で、「ひま」とはまったく感じませんでした。

点滴の効果は抜群でしたし、やんちゃ盛りの上の子がいる身としては「ゆっくり休める環境」がとてもありがたかったです。

 

 

おわりに

 昨日のつわり記事へブコメやコメントにてたくさんの共感や労いのおことばをいただきありがとうございました。

リアルな知人にもここまで細かくつわりの辛さや出来事を知らせていませんが、こうして思いや出来事を吐き出す場があって、さらにそれに反応をいただけるのはとてもありがたいことです。

ブログやってて良かったあぁ。

 

ということで、本日もお付き合いいただきありがとうございました!